今日は、ちょっと不思議で、とても心あたたまる“サーモン”の話をお届けします。
記事を書こうと思ったきっかけは、ある日自宅に届いた一尾の高級サーモンでした。
「なぜ、いきなり鮭が届くのか?」
疑問を持たれる方もいるでしょう。
読み進めていただければ、その理由、そしてサーモンからの量子力学や教育、さらには人の在り方にまでつながっていきますよ。
人は、魚は、そして命は、
誰にどう育てられ、どんな言葉を浴びてきたかで、“味”がまったく変わってくる。
そんなことを、麻雀とサーモンが教えてくれたのです。
ではさっそく、お話していきますねー!

目次
- 第1章:麻雀から始まった、思いがけないサーモン
- 第2章:「ありがとう」と育った魚
- 第3章:思いは物質に影響する──量子力学の視点から
- 第4章:天然 vs 養殖──“本物”とは何か?
- 第5章:「味」は育ちの集積──子どもとの会話から
- 第6章:「波」で生きている私たち
- 第7章:教育、そして“育てる”ということ
- 第8章:環境整う“奇跡のサイクル”──平山式の力
- まとめ:命に“ありがとう”を
第1章:麻雀から始まった、思いがけないサーモン
先日、20年ぶりに麻雀の交流会に参加しました。
役なんてもうすっかり忘れていたので、「とにかく振り込まないようにだけしよう」と緊張しながら打っていたのですが……
なんとまさかの役満・大三元をツモってしまいました。
自分でも驚きましたが、それ以上に卓を囲む皆さんが大盛り上がり。
「うおお!鮭や!鮭が来るぞ!!」
「……鮭?」と思わず聞き返したくなりましたが、
その会には「役満をあがったら高級サーモンが贈られる」というユニークなルールがあったようです。
そして数週間後、本当に自宅に届いたのが――
今回のお話の主役『藤原サーモン』という名前の、一尾の美しいサーモンでした。
第2章:「ありがとう」と育った魚
サーモンをいただき、送り主に感謝のご連絡をすると、
送り主の方からこんなメッセージをいただきました。
「このサーモン、餌やりのときに“ありがとう”と声をかけながら育てているんです。」
いやいや、、、それで美味しいはずだ、と。
ちなみに私は島の方の出身で昔から釣りをしつつ、生計を立てていた漁師の祖父母がいたので魚自体は慣れ親しんでいるんですが、育てるという体験はしたことがありませんでした。
だから、魚に「ありがとう」と伝えて育てる、というのは新しい視点でした。
確かにこのサーモンは、脂ののりも絶妙で、刺身にしても焼いても、本当に美味しかったのです。
11歳の息子が「これはやわらかい!パパ、よくやった!」と、珍しく本気で褒めてくれたほどですw
ふむふむ。
私は、「これって、ただの“鮭”じゃないな」と何となく感じて、考察することにしました。
(職業柄考えるのがすごく好きww)

第3章:思いは物質に影響する──量子力学の視点から
まー、私は仕事上、量子力学の分野も扱うんですが、
この量子力学には、ちょっと変わった特徴があります。
それが「観測すると物質の状態が変わる」というお話。
これは「二重スリット実験」という有名な実験で明らかになっており、人の“意識”が物質の在り方に影響を与えることが示されています。
また、ある研究者は「水にありがとうと語りかけると結晶の形が美しくなる」という実験を繰り返し報告しています。
これは賛否ある話ではありますが、少なくとも人の意識が「波」として空間に伝わるという理論は、量子物理の世界でも注目されています。
となると──
毎日「ありがとう」と声をかけられながら育ったサーモンは、
まさに調和と感謝の“波動”を受け取った存在だったのかもしれません。
だから、私たちが口にしたときに、
“ただ美味しい”を超えた「何か心温まるもの」が、体に染み込んでくる感覚があったんだと思います。
・・・まー、こーゆーのって感じる人、感じない人いますからね。
ちなみに「感じる」は主観です。
感じることを他人にお願いするのは無理な話なので、少なくとも私はそうだった、的な感じですw
第4章:天然 vs 養殖──“本物”とは何か?
私たちの中には「天然もののほうが美味しい」というイメージが根強くあります。
でも本当にそうでしょうか?
天然の魚は、たしかに自然の中で育ちます。
ただその分、何を食べ、どんな環境で、どんなストレスを受けてきたのかは分かりません。
一方で養殖魚は、管理された環境で人の手によって育てられます。
藤原サーモンのように、感謝の言葉をかけられながら大切に育てられた命は、
“天然”よりも“人間味”を持った存在だと言ってもいいのではないでしょうか。
「天然こそが正義」という神話は、もう見直す時代なのではないかな、と。
これからの“本物”とは、育てた人の想いが宿っているかどうか。
こっちになりそうな気がします。
もちろん好き嫌いはあるでしょうけどね。
第5章:「味」は育ちの集積──子どもとの会話から
サーモンを囲みながら、私は息子とこんな会話をしました。
「このサーモン、美味しいよね。でもね、これにはいろんな人の想いが詰まってるんだよ」
「え? どういうこと?」と息子。
「餌をあげるときに“ありがとう”って言って育ててるんだって」
すると息子は少し考えて、
「あー、人もそういうの、あるよね」と返してくれました。
・・・
・・・・・・
・・・11歳の発想は面白いww
ウチの子、着眼点がなかなか面白いんです。
そうなんです!
私たち大人も、つい目の前の「言い方」や「行動」だけで子どもを判断してしまいがちです。
でもその子が、どんな環境で、どんな言葉をかけられ、どんな想いに触れてきたか。
そういった「育ち」にこそ目を向ける必要があると、改めて気づかされました。
第6章:「波」で生きている私たち
さてさて。
量子の世界に話を戻しますと、量子力学ではすべての存在が「粒」であると同時に「波」であるとされています。
つまり私たちは、物質的でありながら、エネルギーでもある存在だということです。
だからこそ、「ありがとう」「大丈夫」「よくがんばったね」などの言葉には、
空気を変える“力”があるのです。
逆に「無関心」「冷たさ」「否定的な言葉」は、見えないところで人の中に“ズレ”を生んでいきます。
そのズレはやがて、自分自身の言動や空気感に現れます。
サーモンの味にも、人の態度にも、
そこには「波の情報」が込められているのです。
第7章:教育、そして“育てる”ということ
この話を通して、私が一番感じたのは、
「育てる」という行為の神聖さです。
・魚を育てる。
・子どもを育てる。
・そして自分自身を育てる。
それはどれも、「未来の味をつくっている」営みです。
何気ない言葉、ふとした態度、日々の関わり方が、
その人や命の“味”となって、誰かの心に届く。
だからこそ、言葉を選ぶことは、生き方を選ぶことなのだと私は思います。
第8章:環境整う“奇跡のサイクル”──平山式の力
さらに、生産者の方から驚きのメッセージが届きました。
「実はこのサーモン、、美味しいのに、周りの環境も良くなる仕組みがあるんです。
その仕組みとは人間が生きれば生きるほど、地球環境が整うという驚きのサイクルで養殖されてるんですよ。
そのサイクルは平山式と呼ばれるもので、
まず、微生物の力を使ってサーモンのフンや食べかすを分解します。
そして、分解したもので野菜を育てる水耕栽培──アクアポニックスというのも含めて1セットなんです!」
と。
いやいや、マジか、、と。
美味しいサーモンを育てるだけではなく、排泄物まで活用し、植物を育て、さらに、水も浄化して、
再び魚に戻るなんて。
ちなみに無農薬・無化学肥料・無除草剤の有機農法らしいですね。
この仕組みの中で育てているからこそ、サーモンを育てる人間が“生きれば生きるほど”インパクトが出る野菜も育ち、水が浄化され地球にも“ありがとう”が返ってくるという、本当に“奇跡のループ”が起きていたんです。
・・・いや、調べてみると本当にすごいな、と思ったんですけど、あんまり書き過ぎると、誇大広告みたいに安っぽくなるんでこの辺でww。
まとめ:命に“ありがとう”を
さて、サーモンを食べて、ここまで考えさせられるのは初めてでしたね。
それは、美味しさだけではなくて、
そこに流れていた「誰かの想い」に触れたから。
麻雀という偶然の遊びから始まったこのブログの内容は、
「命にありがとうを伝えること」「目に見えないものを信じること」の大切さを思い出させてくれました。
そして、もしあなたも藤原サーモンを食べる機会があったら、ぜひ思い出してほしいのです。
「ありがとう」と言われ、微生物と植物のサポートを受けながら、“循環の中で育った命”の、ありがたさを。
最初に食べて美味しいな、と思う感想ももちろん良かったんですけど、
味だけではなく、そこに流れている
“意識の循環”や“環境への還元”まで感じることができたら、
私はそれこそが「“本物”の味」と呼べるのではないかと思ってます。
「藤原サーモン」、本当に美味しかったです。
そして、“想い”は、ちゃんと届いています。
ありがとうございました。
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