「怒りっぽい人は記憶力が低下しやすい」という驚きの事実
「最近、物忘れが激しくなった気がする…」
「カッとなると後で何を話したのか思い出せない…」
こんな経験はありませんか?
もしかしたら、その原因は 「怒り」 にあるかもしれません。
怒りやストレスが脳に与える影響は想像以上に大きく、慢性的に怒りを感じていると「海馬」が縮小する という衝撃の事実が、近年の神経科学で明らかになっています。
海馬は、記憶や学習能力をつかさどる脳の重要な部位です。
つまり、怒りっぽい人ほど 記憶力や集中力が低下し、結果的に仕事の効率や人間関係にも悪影響を与える 可能性があるのです。
このブログでは、怒りと脳の関係を科学的に解説し、 「怒りをコントロールすることで人生が劇的に変わる」 という視点から、実践的な解決策も紹介していきます。
最後まで読むと、あなたはきっと 「怒りと上手に付き合う方法」 を見つけられるはず。
では、さっそく本題に入りましょう。
目次
1.怒りが生む「コルチゾール」の恐怖
「怒りは脳を壊す? 海馬が縮むって本当?」

怒りやストレスを感じると、体内では「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは、短期的には 「闘争・逃走反応(Fight or Flight)」 を引き起こし、脳と体を緊張状態にします。
しかし、怒りが慢性化するとコルチゾールが過剰分泌され、海馬の神経細胞を破壊する ことがわかっています。
実際、慢性的なストレスや怒りを抱えている人の脳をMRIで調べたところ、 海馬が委縮しているケースが多い という研究結果もあります。
2.怒りが脳に与える3つの悪影響

怒りが脳に及ぼす悪影響は 海馬の縮小 だけではありません。以下の3つのポイントも重要です。
- 記憶力の低下
- 怒りやストレスが多い人は、短期記憶が低下しやすくなる。
- 例えば、「あれ?何をしにここに来たんだっけ?」といった経験が増える。
- 判断力の低下
- 怒っていると「前頭前野」の働きが鈍くなり、冷静な判断ができなくなる。
- 衝動的な言動が増え、人間関係にも悪影響を及ぼす。
- 感情のコントロールが難しくなる
- 一度怒ると、その状態が続きやすくなり、さらに怒りやすい脳になってしまう。
- つまり「怒りのクセ」がついてしまうのです。
では、怒りをコントロールするためにはどうすればいいのでしょうか?
3.怒りをコントロールする3つの方法

① たった1分で怒りを鎮める「6秒ルール」
怒りが爆発しそうになったら、まず6秒間待つ こと。
この「6秒ルール」は、アンガーマネジメントの基本とされています。
なぜなら、怒りの感情は6秒以内にピークを迎え、それを超えると自然と収まるからです。
一度深呼吸をして、6秒数えてみましょう。
「6…5…4…3…2…1…」
こうすることで、衝動的な怒りの爆発を防ぐことができます。
・・・とはいえ私には無理なので、私は6秒よりも、とりあえず怒りそうな話題やシーンになったらその場から離れて戻る、というのをしています。
② 海馬を回復させる「運動」
海馬の縮小を防ぎ、逆に回復させるためには 運動が最も効果的 です。
研究によると、週3回の有酸素運動(ウォーキングやジョギング)を続けることで、海馬の神経新生が促される ことがわかっています(Erickson et al., 2011)。
また、運動をするとセロトニンやエンドルフィンが分泌され、自然とストレスが減ります。
つまり、「怒りっぽいな…」と感じたら まずは体を動かしてみる ことが大切です。
③ 怒りの原因を「言語化」する
「なぜ自分は怒ったのか?」を紙に書き出してみましょう。
怒りは「曖昧な感情」だと増幅しやすく、具体的に言語化するとコントロールしやすくなる ことが分かっています。
例えば、
「○○さんが約束を守らなかったからイライラした」
と書くと、冷静に「じゃあ、どう対処しよう?」と考えられるようになります。
「怒りを感じたら書き出す」ことを習慣にすると、怒りのパターンが見えてきて、自然とコントロールしやすくなります。
まとめ:「怒りは脳を壊す」からこそ、対策を!

怒りやストレスは、脳の健康を蝕むだけでなく、記憶力や判断力、感情のコントロール能力まで低下させる ことが科学的に証明されています。
しかし、「6秒ルール」・「運動」・「言語化」 という簡単な方法を実践するだけで、怒りをコントロールし、海馬の健康を守ることができます。
最後に、今日のポイントを振り返りましょう。
✅ 怒りやストレスで「海馬が縮小」する可能性がある
✅ 怒ると記憶力・判断力・感情のコントロールが低下する
✅ 「6秒ルール」「運動」「言語化」で怒りを鎮めることができる
「怒りを手放せば、人生が変わる。」
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あなたの脳が、もっと健やかになりますように。